最後と最初

今日はダブルヘッダーで大忙しでした。

午前中は小田原のK医院へ最後の免疫細胞療法へ。

午後は初めてのグループカウンセリングへ行ってきました。

免疫細胞療法のS先生には、この半年以上のあいだ、本当に支えになって頂いたと思います。

疑問や質問に丁寧に答えていただいて、不安が一つづつ氷解していったことが大きいと。

リンパ球療法は費用の面もあって、一旦、終了。

でも、元種(パン用語です…)は凍結しておいてくれて、2週間前に言ってくれれば、いつでも(10万円で)培養してくれるそうです。

それと、エルシトニン(ビタミンD3)の注射は2週間に1回、継続して打ってもらうことにしました。

エビデンスはないけど、骨転移の予防になる可能性があるということで、リンパ球と一緒に打ってもらっていました。

今日でK医院に来るのも終わり?と思っていたので、継続することになってホッとしました。

午後からのグループカウンセリングは大学病院の付属クリニックの入っているビルの1階にある、がん患者さんのためのサロンで行われています。

アメリカの病院でサイコオンコロジスト(精神腫瘍科医)を長年にわたってされてきた先生が、座長(?)になります。

私を含めて5人の患者さんが参加しました。

もう3年半にわたって個人のカウンセリングは受けていますが、「グループ」というのがどういう効果があるのか、先生がどのような役割をされるのか、今後の展開が楽しみです。

治療の経緯や今の気持ちなどを、一人づつ話しました。

今回はみなさん、まだ緊張した感じでした。

でも、グループセッションが終わったあとの雑談は面白かったです。

病院が一緒の方とは先生のウワサ話とか、髪の毛の生え方とか、けっこうたわいもない話しで盛り上がりました。

ガンとの年月も様々、年齢も様々、性格も様々のようで、どういうふうにお互いが影響しあっていくのか…

手術から丸一年、今月は意識的に新しいことをしていきたいと思います。

画像は近所の金木犀。10月はムスメと私の誕生日月で、思い出がいっぱいつまった月です(手術もだし)。

金木犀の香りをかぐと、いろんな思いがいっきょにフラッシュバックするのです。

本当にいい香りですね。

よせては返す…

今日はお散歩ルートをいつもと変えて、海に行ってみました。

ウチから海までは15分くらいです。

一番上の画像は伊豆方面を向いて。

遠くに伊豆半島が写っています。

2枚目の画像は三浦半島方面を向いて。

写っているのは真鶴半島。

視界がクリアな日はその向こうに三浦半島、さらに房総半島が見えます。

欧米(ずいぶん大雑把…)では、左右に三つずつの半島の岬が見える所が「シャングリラ」、という言い伝えがあるらしいのですが、この辺から熱海はそういう風に見えますね。

うーん、でも日本の沿岸部はそういう地形はわりとあるかもしれません。

海の家も撤去されて、静かになった浜への散歩もいいものです。

さて、最近、新聞では「ホメオパシー」のことが取り上げられていました。

根拠の薄い民間療法として、医療とは一線を画して扱うべきであるという論調です。

それはもっともなのですが、MDアンダーソンの上野教授のtwitterをフォローしていたら、免疫細胞療法のことにも触れられていました。

この「民間療法」に学会としての見解をはっきりすべきだと。

がん患者を食い物にしているのを野放しにすべきではない…と、おっしゃりたいようです。

確かにエビデンスとしては弱いのかもしれません。

ただ、手応えを感じている医師もいるのではないでしょうか。

価格も、ほぼ人件費と説明されましたが、びっくりするほど高額です。

ただ、きちんと「大きくなってしまったガンには太刀打ちできない」「効かない場合もある」「この治療をかいくぐったガンが転移、再発することもある」と説明されました。

かなり進行したガンの場合は「QOLの向上、下がった免疫の底上げ」が目的になるとも。

twitter上では某クリニックの名前があがっていましたが、そのクリニックではそういう説明はしていないのでしょうか。

確かに費用対効果が高い…とはいえませんが…。

ただ、患者の心理で、「止められなくなる」というのはあるかもしれません。

結果として何百万円をつぎこむはめになってしまいます。

大学病院などでは1回4万円〜というのを読んだことがあります。

そのくらいの値段だといいんですけどね…。

私も3クール目をすすめられています。1回10万円。底なし沼かなあ…

朝日新聞の記事から

昨日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。

がんの治療に関するものです。

北海道大学などの研究グループの発表で、新しいワクチン療法です。

がん細胞の表面の分子(ペプチド)をワクチンとして患者に注射することで、がん細胞を攻撃する役割の細胞に敵を見分けさせる力を持たせ、攻撃させる、というものだそうです。

記事にもあるとおり、キラーT細胞を活発にさせる方法は以前からあり、実用化されていますが、キラーT細胞に指示を出すヘルパーT細胞も活性化させるペプチドの開発に成功したところが画期的なことなのだそうです。

この治療で、抗がん剤や放射線治療の効果がなかった乳ガンの患者さんが、2ヶ月後の画像診断では、完全にがん細胞が見えなくなっていたそうです。

これはいわゆる免疫細胞療法の一種のワクチン療法ということなのでしょう。

私が再発予防に受けている免疫細胞療法の先生も、「ワクチン療法もオプションでできます。免疫細胞療法受けた方には格安で。」とおっしゃってくれていますが、効果は今回発表された新しい方法ほどではないようです。

免疫細胞療法も、1cm以下のがんになら対抗できるらしいのですが、それ以上となると単独でというのは無理で、抗がん剤と併用して効果を上げる、とか、治療中に落ちる免疫を補うとか、QOLを上げる、というのが目的になるようです。

ただし、乳ガンの肺転移で胸水がたまった場合…など、特定の場合には効果が証明されていて、条件があえば、高度先進医療に認められています。

いずれにせよ、報道されたペプチドワクチン療法は手術、抗がん剤、放射線に次ぐ第4の治療として、期待が持てそうです!

もちろん、臨床試験を重ね、実用化され、保険の対象になるまでにはしばらくかかることでしょうが、先日触れた「テロメライシン」といい、がん治療は新しい時代を迎えようとしているのではないでしょうか。

特に乳ガンに関しては、抗がん剤、分子標的剤もたくさんあります。

ペプチドワクチン、テロメライシンが実用化されるまで、がんばりましょー!!

面白かった本

今日は免疫細胞療法の日でした。

診察のときに、腫瘍マーカーが5.4から0.9に下がった話しから、またまた話題が広がってしまいました。

毎度毎度書いてますが、S先生のお話は講義のようで面白い。

そもそも腫瘍マーカーCEAというのは「腺細胞(粘膜とか)が死ぬときにでる物質」だそうで、がん細胞がいっぱい死んでも、その物質が出るのだそうです。

「え?がん細胞って不死なんじゃないんですか?」

と、聞くと

「普通の細胞は60回から70回分裂すると死ぬんですが、がん細胞は無限に分裂できる能力を持ってます。でも、不死ではなくて死ぬことは死ぬ。正常な細胞は増える数と死ぬ数の均衡が保てているけれど、がんの場合は死ぬ数を上回るスピードで増殖するので、大きくなっていってしまう。」

のだそうです。

最近、図書館でみつけた本が、がん発生のメカニズムを分かりやすく書いてあって、とても面白く読みました。

予習バッチリだったので、「授業」が面白かったこと〜。

本は

「裏切り者の細胞 がんの正体」 ロバート・ワインバーグ 著 草思社

日本では1999年に出版されているので、きっと内容としては古い部分もあるのだと思います。

でも、これを読むと、正常細胞が数や機能を保つためには幾つものしかけが設けてあって、それはとても複雑だということが分かる。

増殖のアクセル役の遺伝子、ブレーキの遺伝子、遺伝子のコピーミスを修正する遺伝子、欠陥細胞を自殺(アポトーシス)させる遺伝子…

これらが綿密に連携をとって、私たちの体は一定に維持されている。

また、細胞を増殖モードにする遺伝子は、生殖細胞や子供の細胞以外では封印されている。

がん細胞は、この封印を解いて読み込んでしまい、さらに前述のハードルを次々に突破したということ。

大学病院の主治医が

「自分ががんになった原因は考えて分かるほど単純なものではありません。

何かを止めれば治るとか、こうすれば治るというほど簡単ではない。

運命と思いましょう。」

と、言っていたけれど、そのときは

「??そんな〜?」

だった。でも、確かに複雑だわ…と納得。

アクセル、ブレーキ、修正プログラム、アポトーシス、どこかに欠陥があって、がんが引き起こされる…。

それは個性というか、遺伝的な要素もあるかもしれない。

この本でテロメアを再生させないようにする(無限の分裂を防ぐ)治療法について、「そのうち実現するかも」と書かれていますが、もう10年経ってますから、気になるところです。

門外漢にも読みやすく、平易な文章で書かれています。おすすめです。

アマゾンで中古ですごーく安くなってました。(送料はかかりますけどね)

夢の競演

今日は免疫細胞療法の7回目でした。

次回8回目までは隔週で、9回目以降は月に1回になるようです。

1クール(8回)目は週1回だったので、都合8ヶ月かかるわけですね。

長いけど、腫瘍マーカーも下がったし、S先生にいろいろ相談できるので、安心感があります。

免疫細胞療法は、大きくなったガンには太刀打ちできないけれど、目にみえない転移などには効果があると思われるそうです。

病巣が大きい場合などには、化学療法と併用すると、QOLの向上や病巣の縮小に効果が期待できそうです。

私の中では、免疫細胞療法の先生は「お茶の水博士」タイプ。

転移の検査をしてもらってる東京のU先生は「ブラックジャック」タイプかな…。

今はあまり手術されていないそうだけれど、U先生は外科医です。

さて、写真は今日の朝食の食卓のパン。

食べていて、ふと、気づきました。これって「夢の競演」!

一番右は富ヶ谷の名店、天然酵母パンの草分け「ルヴァン」のパン。

昨日、陶芸家の知人の個展が鎌倉であって、出かけてきたのですが、「ルヴァン」とコラボになっていて、オーナーの甲田さんもいらしてました。

陶芸の作品でルヴァンのパンランチを頂くという趣向です。

真ん中のパンは湯河原の「ブレッドアンドサーカス」のもの。

ここ数年、パンの人気投票サイトで1位になり続けています。

最近は県外ナンバーの車が増えて、入場制限するような混雑ぶり。

たまたまこの間、通りかかったら空いていて、思わず買ってしまいました。

すごいなー。「ルヴァン」と「ブレッドアンドサーカス」のパンが一緒のお皿に並んでる〜。食べてて気がつきました。

シャネルとグッチ一緒に持って歩いてます、みたいな。

一番左のパンは私の焼いたパン。

へへへっ。並べてみちゃった。ユニクロ??

腫瘍マーカー、下がる

今日の午後、大塚の病院に電話をして、先日の血液検査での腫瘍マーカーの値を聞きました。

前回、CEAが基準値(5.0)ぎりぎりで、継続して上がっていくようだったら、「どこかにある」(U先生談)。

そうなったら、抗がん剤を少し入れようか、と言われていました。

U先生は、転移が画像上に現れるようになったらコントロールが難しくなるから、その前に手を打つ方針。

ドキドキしながら電話すると

「CEAは0.8です。」

先々月5.5、先月4.7だったので、一気に下がっていました。今でも聞き間違いじゃあないかと思うくらい。

CEAは風邪をひいたり、下痢をしても上がってしまう、と聞いていたけれど、特にそういう症状はありませんでした。

そもそも去年の2月に、乳ガンが分かった時点でCEAは0.5以下でした。

抗がん剤治療中も0.6。

それが手術後3ヶ月には、5.0に上がっていました。

これが不思議だったんです。よく、マーカーは初期のがんでは上がらない、というけれど、私の場合はステージ3の進行がん。

それなのにマーカーはごく低く、がんを手術で取り除いた直後に上がってるって、どういうことなんだろうと。

免疫細胞療法のS先生に質問したところ、

「がんが臓器の中でおさまっているとマーカーは上がってこない。がんが進んで臓器を破壊して、血液中にがんが作るタンパク質(マーカー)が混ざるようになると上がる。また、手術で組織にメスが入っても血液中にのるようになるので、上がる。」

というようなことでした。

でも、数ヶ月も値が基準値ギリギリっていうのは、どうなのだろう。

と、思っていたら劇的に下がりました。

前回計ったのが、ちょうど免疫細胞療法を始めて少し経ったところで、5.5→4.7と下がり始めていたので、私としては、勝手に免疫細胞療法のおかげかな、と思っています。

まったく確証はないですけどね。

あまりにタイムリーなので。

それとも、手術で破壊された組織とがんの作ったタンパク質が血液に混ざっていたのが、出きって終わったのでしょうか?

に、しても急ですね。

免疫細胞療法で、残存していたがん細胞がさらに減った…と、思うのだけど、はっきりした証拠もないので、食事療法と一緒で、断定的なことは言えませんね。

でも、とにかくホッとしています。

写真は今日のオマケです。

郵便局にツバメの巣。オスとメスが仲睦まじく卵を暖めていました。

ツバメは一番好きな鳥です。

エサをねだる子供たちの姿をみられるのも、もうすぐ…

やっぱり注射は苦手

今日は、免疫細胞療法の日でした。

2クール目に入って2回目かな。2週間に1回になりました。

2クール目後半は、1ヶ月に1回になる模様。

毎度のことながらビタミンD3も打ってもらいました。

エビデンスはないけど、骨転移の予防に効きそうということです。乳ガンの人はビタミンDが不足しているというデータもあるようです。分子整合医学のクリニックでもらった資料に書いてありました。

さて、今日もD3の注射の時に、痛くて動いてしまい、怒られました。

「点滴はわりと大丈夫そうなのに〜。」と、看護婦さん。

今日、気づいたのですが、筋肉注射が苦手なんですね。痛いから。

隣で小学生の男の子が静かに点滴を受けていました…。

は、恥ずかし〜。

免疫細胞療法の日は、午後決まって眠ってしまいます。偶然かなあ?

そういえば、ホルモン療法の副作用で、粘膜が弱っていて、鼻の穴の中がただれたみたいになって、かさぶたがずーっとできていたのだけど、前回、この病院で「とびひの薬」を処方してくれて、2〜3回ぬったら治ってしまいました。

ここ数ヶ月、不快な思いをしていたので、

「え?こんなに簡単に」と。

このK医院は、普通の診療所なので、こういうちょっとした症状の対応が嬉しいです。

「町医者だからね〜。」

と、おっしゃってましたが、ほんとに助かります。

大学病院だと

「皮膚科にいってね〜」

って、言われちゃうから…。あ、でも、便秘のときにはビオフェルミンとか出してくれたっけ。

明日は大塚の病院に電話して、週末に採血した腫瘍マーカーの数値を聞く予定です。

これが、毎度ドキドキですが、やっておくとかえって気が楽になります。

余談ですが、写真は頂いた八景島のお土産。

チョコもちなんだけど、「イルカのひとみ」って、ネーミングどうなの??

ちょーっと無理があるんではないかい??

あんまり衝撃的だったので…

免疫細胞療法7回目

とうとう2クール目に突入です。

再発・転移の防止の場合、2クールが標準だそうです。

1クールは6回120万円でしたが、2クール目は若干、お得になって8回100万円なり。

わ〜、お金あるのね、って思われるかもしれませんが、違います。

なけなしの保険金をつっこんでいます。

生命保険が、ガン、心筋梗塞、脳卒中の三大疾病だった場合は生前給付されるタイプだったので。

こんなことなら、がん保険入っておけばよかったなあ。

最近、保険で「高度先進医療」が給付の対象になっているもの、とくにガン保険でありますね。

でも、高度先進医療に認定されているものしか給付対象になりません。

例えば、免疫細胞療法だと、あるガンのある特定の状態になった場合で、申請をして通っている病院で治療を受けた場合です。

乳がんだと、胸水がたまった場合に、それに対して高度先進医療の認定を受けた病院で免疫細胞療法を受けた場合は給付の対象になる…といった具合です。

この高度先進医療の認定を受けるのが、とても手続きが煩雑で大変なのだと、私が免疫細胞療法を受けているK医院の先生はおっしゃっていました。

他には重粒子線とかありますが、やはり治療の対象になる症例というのは、限られているようです。

「高度先進医療」の給付が保険についていることにこしたことはないと思いますが、そう簡単にもらえそうもないので、それよりは手術に対する給付額がしっかりしている方が、実際的というか、有り難いと思います。

がんの状態によっては、手術不能の場合もあるので、必ずもらえるとは限りませんが…。

あとは、がんのステージにもよりますが、入院もあまり長くはさせないようになってきています。ステージの低いがんに関していえば、入院日数×○千円の部分はあまり期待できません。ないよりいいか…ぐらいの金額です。

ガン治療は、思ったより通院で済ませることが多いのです。

しかし、抗がん剤の金額からしたら、通院給付金は交通費?ぐらいの感じです。

やはり、「がんと診断されたら○○百万円」「手術給付 日額×ン十倍」くらい出ないと、安心して闘えないと思います。

乳がんの場合は再建手術もありますしね…。

脱線して保険の話になってしまいました。

免疫細胞療法を受けると、気のせいか、その日の午後は眠くなってしまうような気がします。

まったく、なんの根拠もないのですが。

今日も診察のときに、いろいろとお話をうかがいましたが、免疫細胞療法の効果もさることながら、こうやって、疑問や不安を解消して頂いていることも、いい効果生むのではないかな〜と、思っています。

そして、骨転移予防に(エビデンスはないけど!)またまたビタミンD3をぶっすーと打ってきました。

写真は、最近お気に入りの「砂糖不使用チョコ」。

乳製品をやめているので、ビターを買っています。

甘みは還元麦芽糖なのだけど、全然わからなくて、すごく美味しいチョコです。

甘いものは止めよう!と思うのだけど、チョコはどうにも止められません。

これをチビチビと一日一かけ…と、いじましく食べています。

ほとんど「願掛け」なんですね。

このチョコは成城石井で売っています。

免疫細胞療法6回目

今日は免疫細胞療法の5回目だった。

あいかわらず、色々な質問にていねいに答えてくださるS先生…。

昨日書いたけれど、「砂糖」はどうなのか?聞いてみました。

人間のエネルギーシステムには解糖系とミトコンドリア系と2通りあって、がんは解糖系なのは間違いない。

けれども、糖質を完全に排除することは不可能。

なぜなら脳はブドウ糖をエネルギー源としているから…。

また、インシュリンとともに分泌されるインスリン様成長因子のことについても、

確かにそれは一つのリスクファクターかもしれないが、成長因子はそれだけではなくたくさんあって、それ一つを目の敵にするのは、あまり意味がないのでは…と、いうことだった。

結局のところ、いつもの結論にたどりつく。

「〜を食べるとがんになる。がんにわるい。」「〜したからがんになった。」「〜するとがんが治る。」と、いうものは分かっていない。

逆に、研究すればするほど、原因を特定するなどということは不可能ということが分かってくる…ということらしい。

「効く」「治る」と、言い切ってしまう方が、よっぽど怪しいと。

食事も然り。バランスのとれた食事をしていればいいそうだ。

が、食事療法、民間療法、自然療法に否定的なS先生、やはり

「松茸はデータがあります。キノコ類、特に松茸は食べましょう。」

と、またおっしゃってました。

でも、サプリメントは要注意です。

キノコのサプリメントで、肝機能に影響が出た例もあるようです。

サプリメントでなくても、キノコ類(とくにまったけ)を食べればいいそうです。

肝心のリンパ球の点滴も、なにごともなく終了。ビタミンD3の注射も、だんだん慣れてきました。

そういえば、マーカーの数値についても質問した。

なぜ初期の段階では腫瘍マーカーは上がる事が少ないのか?

なぜ、手術前のがんがいっぱいある状態の時0.5以下だったCEAが、術後すぐに5.0以上になったのか?

腫瘍マーカーは壊れた細胞が出す物質を計っている。

手術直後は、血管にその物質が溶け出すので、数値が上がるらしい。

腫瘍マーカーの数値2

この間の土曜日に計った腫瘍マーカーの結果を電話で聞いた。

あ〜、本当に心臓に悪い。バクバクいっていた。

結果は4.7に下がっていた。とりあえず、基準値以下になっていた。

5.5から4.7って、すごく下がったわけではないけれど、免疫細胞療法の効果があったということなのだろうか?

あれだけの金額使って上がっていたら、がっくりくるだろう。

継続して上がるようだったら、転移が姿を現す前に少量の抗がん剤で消す!というU医師の方針に従うかどうかの決断をしなくてはならなかった。

大学病院の主治医にだまって受けるわけにはいかない(そういう患者さんもいるらしいけど)。

どちらかを選ぶ、ということになる。

転移が画像上に姿を現してから、標準的な抗がん剤の量を投与して、がんを消すのか…。

これは一種のかけですね。

体へのダメージや副作用の大きさを考慮したら、早めに手を打った方がいいかもしれない。

しかし、マーカーはそれ以上あがらない、転移は進まないということも、考えられるのではないか…。

免疫細胞療法のS先生は、検査はU医師の所で頻回に受けながら、治療の主導はあくまでも大学病院にすべき、という。

S先生も標準治療の抗がん剤治療には懐疑的(一人あるきしてしまっていると)だけれど、今通院している大学病院は乳がんでは信用に足るし、治療に関してもがんセンターよりは、ある程度融通がきくだろう、というのだ。

気持ち的には、もう、次になにかあったときには、U医師のところで副作用の極力出ない抗がん剤治療を受けようと思っていたのに、そう言われると、心がゆらいでしまう。

まあ、今、判断しなくてもいいことになったので、心のどこかにとどめておこうと思う。

それにしても、免疫細胞療法の効果が出たのかな〜?

次回のマーカーが更に下がっていたら、その可能性が高いですね。

ほとんど人体実験!!

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