ピンクリボン月間ですね

10月はピンクリボンの啓発月間ですね。

2日には東京でもピンクリボンのイベントがあったようです。

本当に早期発見は大事ですね。

自治体の乳がん検診は40歳からだったりしますが、できたら30歳になったら受けられるといいのではないかと思います。

40歳ではちょっと遅いのではないかと…。

1cmの大きさになるのに10年と言われていますから、そこまでに発見できれば予後がだいぶ違うのではないでしょうか。

いま、朝日新聞の夕刊の「ニッポン人・脈・記」では、「がん その先へ」と題して、患者の立場からがん医療を変えてきた人々に焦点をあてて連載しています。

がんと闘いながら、患者のおかれた状況を改善すべく立ち上がって行動してきた人たちを紹介しています。

1回目は「夏目雅子ひまわり基金」と美容ジャーナリストの山崎多賀子さん。

2回目は「がん対策基本法」の成立に尽力された山本孝史議員

     地域格差の解消、薬の早期承認などを国に訴える運動 佐藤 均さん

3回目は「日本にサルコーマ(肉腫)センターを設立する会」の吉野ゆりえさん

ああ、こういう人たちの血を吐くような尽力があって、少しづつ前へ進んでいるのだなあ…と。頭が下がります。

「早期発見」はもちろん大事です。日本はがん検診の受診率が低いですから…。

でも、進行したガン患者の救済、薬の承認、金銭的な問題等、こちらも同じくらいの重さで論じられるといいと思います。

ラジオ波治療の記事

乳がんの「ラジオ波治療」についての記事が、今朝の朝日新聞に掲載されていました。

取り残しによる再発例が相次いで報告されているため、「臨床試験」としての実施にとどめるよう、日本乳癌学会から通知が出されたということです。

10月号の「がんサポート」にもラジオ波治療の記事が掲載されていましたが、がんセンターでの研究としての治療が行われているようです。

ラジオ波の電極から半径1.5cmが、ラジオ波の届く範囲なのだそうですが、3cm以下では焼き残しがみつかり、2cmでなんとか、確実を期すためにガンセンターでは適応症例は1cmまでのガンにしているそうです。

今日の新聞の記事によると、ある東京のクリニックでは3cm以上の症例にも施術していたということで、注意を促したようです。

傷跡や変形が小さくて済む…というのは患者にとっては有り難い話しなのですが、3cm以上というと、温存でもどうかな…というところだと思うのですが。

小さい乳ガンだと内視鏡で手術する病院もありますね。

知人の奥様は数年前にアメリカで肺がんの手術を受けられましたが、4cmという大きさにもかかわらず、内視鏡手術だったということです。驚きます。

いずれにせよ、小さい段階でみつかれば、体に負担の少ない形での手術が受けられる可能性が出てくるということです。

ラジオ波はがんセンターなどでの臨床試験が重ねられて、取り残しや再発率などの問題が検討されたうえで、保険適応になるかどうかが決めらるということです。

再建について思う

もうすぐ乳ガンの術後1年が経とうとしています。

この1年は、「再発転移の防止に努める!」と決めて、受けられる治療は受けてきました。

ここにきて、一段落…そうなるとやっぱり「再建はどうしよう。」と、思うようになりました。

告知されて、それからは検査・検査の日々で、ショックも消えないうちに、決断しなければならないことが次々と。

普段、健康なときから、「ガンになったらどこの病院で、どんな治療を受けるか」なんて考えている人なんて、ほとんどいませんよね。

家族や周囲にガンを患った人がいる場合は別として…。

本当に短時間で、大事なことを決めなくてはならないのです。

それも、大変なショックとストレスのなかで。

あの時けっこう病期も進んでいたので、「とにかく手術をベストな状態で受ける。」というのが最優先事項で、再建は二の次でした。

術前抗がん剤だったので、その結果によって最終的な手術方法の決定をすることになっていたので、主治医とも再建の話にはなりませんでした。

今、思えばもうちょっとつっこんで聞いてもよかったかな、と思います。

同時再建がムリな病状だったからそういう提案がなかったのか、病院の都合(例えばスケジュール)なのか、はたまた落ち着いてからゆっくり考えてもいいとの判断なのか。

おそらく、こちらから聞かないと、そういう提案はしない方針なんだと思いますが。患者さんの価値観もいろいろですからね。

きっと病院によっても違うのだと思います。同時再建が得意な病院もあるようです。

もちろん、病状によっては同時再建が不可能ということもあると思いますし、一番大事なのは「取り残しのない手術」です。

外科医の腕も確かで(病理もきちんとしてて)、形成外科医の腕もいい…そして両者の連携がよければいいですね。

同時再建にこだわる必要はないのかもしれませんが、もう一回手術の回数が増えてしまう、というのがどうもしんどいというか、体の負担も大きいのではないかと思うのです。

これから病院を決める…という方がいらしたら、精神的につらい状況でしょうが、できるだけ冷静に、そういったことも考慮されたら…と老婆心ながら思います。

画像はアイスの「ピノ」。

お花の形のが入ってました。初めて。「当たり」?

トレミフェン

千葉ポートクリニックの今村先生のサイト「がん患者のあきらめない診察室」にアップされた新しい内容です。

タモキシフェン(ノルバデックス)の感受性試験、CYP2D6検査で低活性型と診断された場合、かわりにトレミフェンの使用が保険で認可されたということです。

今までは認可されてはいなかったものの「黙認」されていた模様。

異例の認可だそうです。

これって、CYP2D6の型によってはタモキシフェンは効かないよ、というのを認めたに近いのでは??

でも、やっぱりCYP2D6検査はいままでどうり保険きかないの??

なんか矛盾を感じるのは私だけ?

今村先生の所で検査を受けた60名のうち、低活性型と判断されたのは16.7%だそうです。

約1/6ということで、この数字を多いととらえるか少ないととらえるかは主観の問題ですが、低活性型と高活性型で再発率が大きく変わっているので、やっぱり調べてもらった方が安心かな…と。

タモキシフェンとは作用機序が違うトレミフェンに替えてもらえば、いいわけですし。

効かないかもしれない薬を何年も飲み続けるというのも、心理的によくなさそうです。

保険認可されたこの機会に主治医に相談してみてはどうでしょう?

やってもうた!

やってしまったー!!

朝、寝ぼけたまま朝食の用意をしていて、大事な左手を切ってしまった。

ぼーっとしながら、野菜ジュースにするキャベツをダン!ダン!ダン!とざく切りにしていて、キャベツを押さえていた左手の親指の先を一緒に…。(きゃーっ)

左は乳ガンの全摘手術とともにリンパ腺を廓清してるので、怪我は厳禁。

ささくれも剥いちゃダメ、蚊にさされにも注意、注射も絶対に廓清した方にはしません。

ばい菌がはいるとリンパ浮腫をおこす可能性があるからなのです。

なのに、なのに、すぱーんと親指の先があああああ!

考えてみたら、右利きなので切るのは左に決まってるんですよね…。

術後1年間、よく無事だったとは思います。

ちょっと、気がゆるんでるということでしょうか。

リンパマッサージも退院してからしばらくは一生懸命だったけど、最近はさぼってるし…。

心を入れ替えますので、どうか、浮腫をおこしませんよーに!

目覚まし時計

「病は魂の目覚まし時計です。」と、言ったのは、私のカウンセラーです。

色々な含みがあると思いますが、命は有限であることに向き合い、本当に悔いのない生き方をしているかを自分に問う機会になるからでしょう。

それにしてもしんどいことも多く、「目覚まし時計」というよりは、「神様のノミ」だと思っています。

その人の本来の力を削りだすような…。

「ああ!神様、ノミ深く入り過ぎ!」

と、思うことも度々。

がん患者さんを診ているお医者さんで、

「自分が死ぬときはガンがいい。死期がわかるので、人生の整理がつけられる。」

とか、

「ガンという病がくれた輝くような時間を大切にして下さい。」

ということを書いている方がいらっしゃいます。

確かに、そうでない人にはない発見があったり、小さなことでも感動できたり、普通でいることの有り難さが分かったり…日常が輝くのは確かなのですが、その輝きは死という深ーい闇を意識するからこその輝きだったりするのです。

ガンは患者さんが多く、データがたくさんあって、どんな状態だと余命はこのくらい…というのが(あくまでデータですが)分かってしまうのも、どうなのかと思います。

よっぽど達観できていなければ、「人生の整理」なんてできるものじゃなし…。

そういう人もいるのかもしれませんが。

実際その立場にならないと分からないかもしれません。

なんだかちょっと安全なところからの発言に思えてしまうのは、やっかみでしょうか。

ただ、自分の魂の欲するところに忠実でありたいと思うのです。

がんサポート10月号から

18日は東京大塚の病院でCT検査でしたが、前日に、アマゾンで注文しておいた最新号の「がんサポート」が届きました。

今号は乳ガンの治療の特集です。

内容としては

・6月に日本乳癌学会から刊行された「乳癌診療ガイドライン」の改変ポイントの紹介

・6月の米国臨床腫瘍学会(ASCO)の報告

・ラジオ波療法について

・トリプルネガティブの治療法 個別化への動き

・術後補助化学療法として注目を集めるTC療法

・新しい選択肢となりうる補助化学療法UFT

といったところです。

たっぷりある病院までの移動時間でむさぼるように読みました。

興味をひいた点としては、ガイドラインの項目では、

○術前化学療法の意義が高まってきている(術後だと効果があったかどうか分からない)

常々、なぜ全部術前にしないのかな…と不思議に思っていたのですが。小さいガンだとCTに写らないから??

○マンモグラフィーのエビデンスレベルが下がっていることから、推奨グレードが下がるかも

だからテレビ局のやってる乳ガンの検診キャラバンに反対してるわけですね。

若い人だとマンモやっても見逃してしまうことも多く、自覚症状のない若い人に無闇にすすめるのはいかがなものかと。

○人工乳房の素材の薬事承認を申請中

これって認可されたら保険適応になるということをいってるのだと思うのですが。

自家組織の移植は痛そうだし、体の負担も大きそう。とっととシリコンも保険適応にして欲しいもんです。

ASCOの内容では

○リンパ節転移陽性でも、リンパ転移初期で、再発リスク低グループなら腋窩リンパ節廓清は不要の可能性

リンパ節転移がセンチネルのみであれば、全て廓清してしまっても、センチネルのみの切除でも生存率に有意な差がなかったとする研究結果が出されたそうです。

それぞれ450件くらいづつなので、数的にどうなんだろう…とは思うのですが、ゆくゆくはリンパ廓清しなくていい人が増えるといいですね。

リンパ浮腫の心配が軽減されると。

○新規薬剤エリブリンで生存期間2.47ヶ月延長

トリプルネガティブの項目では

○プラチナ製剤が有望視

○PARP-1阻害薬

○Src阻害剤  スプリセルという白血病の薬がトリプルネガティブに対する感受性が高い事が判明。 劇的に効くケースがあるそう。

トリプルネガティブとひとくくりにされていますが、実際はその中でも5〜6種類に分類されるのではないか、ということです。

将来的にはそれぞれの特徴にあった治療法の研究が進みそうです。

考えてみれば、ホルモン感受性、HER2発現の2点だけでもってガンを分類して、「その他」をトリプルネガティブとしてくくって治療をしているのですから、大雑把に思えます。

私がお会いしたお医者さんたちは「ガンは一人一人違う。」と、明言されています。

細胞がガン化して暴走に至るメカニズムも、実は人それぞれなはずなのです。

遺伝子の傷を修復するメカニズムに問題がある人、他の細胞とバランスをとって増えすぎないようにするメカニズムに問題がある人、細胞が自死するメカニズムに問題がある人…etc.

それぞれ効く抗がん剤や分子標的剤が違うはずです。

おおまかに言えば、それはホルモン受容性もHER2もそうでしょうが、もっともっと細分化されていって欲しいと思います。

そしてオンコタイプやマンマプリントといった遺伝子検査が50万円かかるといった時代から、みんなが受けられるようになって欲しいものです。

以上、だらだらと感想を述べてみました。

あ、最後のUFTですが、CMF療法と同等、ホルモン陽性の患者さんについてはそれ以上の再発抑制効果が認められたそうです。

今後、ホルモン陽性、HER2陰性の「ルミナルA」といわれるグループには、UFTが使われることが増えるかも…ということです。

脱毛などが起きない、副作用が軽い…というのは、いいですね。

脱毛はないに越した事はありませんから!!

検査を終えて

今日は大塚の病院でCTとエコー、そしていつもの腫瘍マーカーのための採血。

3ヶ月に一度のCTの日が近づくと、なんともいえない不安定な気分になります。

が、何も写っていないと、また3ヶ月はちょっと安心して、地に足がついた生活ができます。

今回も「なにも写っていません」でした。

CTでみているのは、乳ガンが転移しやすいとされている肺、肝臓、リンパです。

骨がいちばん転移しやすいそうなのですが、年に1回、大学病院で骨シンチで調べるだけです。

骨の転移が生死に直結するわけではないので、このペースなのでしょうけれど…。

ちょっと長いなあと。

脳転移も比較的起きやすいらしいのですが、順番としては「後の方」ということで、CTからは外されています。

また、CTに写るのは(輪切りピッチの)1cm以上のガンだけなので、写らなかったから安心、ということでもないですが。

ホルモン療法を受けているので、子宮ガンのリスクが上昇するため、子宮はやはり年に1回の検査が必須です。

あとは消化器系を検査しておかないとなあ。実は、1度簡易ドックでバリウム飲んだことがあるくらいで、もう何年も検査していません。

腸はどんなことになっているのやら。

周囲の人が「ポリープがあって」などと話しているのが気になってはいるのです。

なんといっても、もともと大の病院嫌いなので、どうも内視鏡とかに耐える自信がありません…。

先日、妹の家にいたら、内装の業者の人が見積もりに来ていたのですが、なぜか内視鏡検査の話になり、受けたばかりの内視鏡検査がどんなに大変だったかを切々と話して帰りました…。

話は変わりますが、アメリカFDAがアバスチンの乳ガンへの認可を取り消す決定を延期したようですね。

延命効果と副作用をてんびんにかけたときに、効果の割に副作用が深刻…ということらしいですが、取り消しとなると、波紋が大きそうです。

ガンの治療薬の開発は日進月歩ですが、決して平坦ではないのだなあと感じます。

そのなかで、患者たちは時間との戦いを余儀なくされているのです。

一日の終わりに

ここのところこのブログも、始めた当初の「自分が受けた治療の内容を知りたい人に届ける」というものから、「田舎のヒマなおばさんの日常」になりつつあります。

それだけ日常が平穏になってきたということなのだと思います。

ブログをもうひとつ開いて、内容によって分けようかな…とも思ったのですが、一日の終わりに、覗いてくれてる方がいるかもしれないので、このままだらだら続けたいと思います…。

最近、MDアンダーソンの上野教授のtweetをフォローしていたら、ホメオパシー糾弾の話題から、免疫細胞療法に皆さんの話題が移り、かなり厳しいご意見ばかりでした。

「うーむ。」と思っていたら、MDアンダーソンのHP「チームオンコロジー」の瀬戸山修氏の連載コラムで「免疫細胞療法は確立された治療法か?」というタイトルで取り上げられていました。

完全否定でも容認でもない…という内容でした。

とても冷静な論調なので、興味の有る方は一読をおススメします。(HPにはリンクがはってあります)

2クールも受けた身としては、完全否定じゃなくてちょっとホッとしました。(小心)

それと、今号の「がんサポート」は乳ガンの最新の治療情報特集のようです。

いつもはクリニックの下にあるがん患者さんのサロンで、読んできてしまうのですが、

今回は診察まで間があるので、アマゾンで注文しました。

なにか新しい内容があるでしょうか…。

心境の変化

最近は、ちょっと心境が変化してきました。

ゾメタに、免疫細胞に、自主的に受ける検査に、CYP2D6検査の、ハーセプチンの延長…と、再発防止にできる限りのことをしてきて、これ以上はもうできないな…というところまできた感があります。

あとは、免疫細胞を延長するくらいのものですが、コストの面からそれは見送るとして、やり尽くした感があります。

余談ですが、ハーセプチンの、再発予防投与の期間は伸びる方向らしいですね。

先日、大学病院で診察してくれた医師が言ってました。

毎月のマーカー検査やCTは毎度びくびくしてて、これの結果次第では新たな展開もあり得るのですが、それまでは治療に関してはこれ以上はできることはないなあと。

あ、歯医者は行っとかないといけませんね。なにかあったときに、結構、足をひっぱられるものです。

今も、ゾメタを打ってるせいで、親知らずを抜く事ができません。

と、いうわけで、治療一辺倒だった意識が他のことに向かいつつあります。

来月はグループカウンセリングに行ってみようかな…と思っています。

ガン患者さんの心のケアって、現状、無いに等しいですよね。

「サイコオンコロジスト」なるお方はどのようなアプローチをなさるのか…

興味があります。

あとは、ぼんやり「再建、どうしようかな…」と。

3年くらい様子をみて、と思っていますが、ぼちぼち下調べでも。

自家組織を使ってやるのか(これは痛そう)、シリコンにするのか、穿通枝皮弁にトライするのか…。

どれも一長一短なんですよね。

手軽なのはシリコンだけど、ゆくゆくは左右の大きさが違ってしまうだろうし

穿通枝皮弁は自然な仕上がりと変化だけれど、ドナー部に傷が残るし、手術時間が長くかかる。第一、3年待ちらしい(ちょうどいいか)。

そもそも、手術を受けたら、しばらくは運動ができなくなるのではないかと心配しています。

ようやくヨガもだいぶできるように回復したというのに、また逆戻りしてしまいます。

運動できないのは、なにより辛いのです。(ストレスがたまるう!)

かといって、ずっとこのままというのも…。

テレビで、胸を手術したニューハーフタレントをみる度に、

「男性の胸でもここまでキレイになってるんだから、私だって…!」

と、思ってしまいます。

それにしても、胸は取るより作る方が時間もかかって大変なんですね〜。

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